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足利展チラシデータ-1

東日本大震災と東京電力福島第一原子力発電所事故から5年が経過し、その記憶は早くも薄れつつあります。しかし、巨大地震と原子力発電所事故が福島に限らない課題であることは、この国の多くの人が共有し続けなければなりません。はま・なか・あいづ文化連携プロジェクトは、文化・芸術の視点から2011年以降福島が抱えている問題に対して、向き合ってきました。

本展で成果をご覧いただくのは、いくつか実施しているプロジェクトのうち「岡部昌生フロッタージュプロジェクト」「福島写真美術館プロジェクト―南相馬環境記録プロジェクト」。

フロッタージュ(擦り出し)の技法で都市、地域、近代の記憶の記録に取り組むアーティスト岡部昌生氏、花道みささぎ流家元として花を活ける行為のアニミズム的根源に触れる多彩な活動を展開している片桐功敦氏の作品を展示します。

岡部昌生氏は東日本大震災の翌年2012年から津波被害と東京電力福島第一原子力発電所事故の大きな被害を受けた南相馬市からプロジェクトを展開、その後プロジェクトは飯舘村、大熊町など原発事故の被害を強く受けた地域に広がっています。

片桐功敦氏は2013・2014年度に本プロジェクトに参加、南相馬市に長期滞在を行い津波被災地で亡くなった命へ捧げる花を写真に記録しました。

福島県でもっとも大きな犠牲を強いられた地域の一つ南相馬市での2人のアーティストの活動から生まれた作品を通して、風化が進む東日本大震災と東京電力福島第一原子力発電所事故の記憶を今一度共有したいと思います。

 

開催日時

2016年9月6日(火)~9月14日(水)

観覧時間

10:00~17:00

会場

足利商工会議所友愛会館1階 ギャラリーカッサ・市民ギャラリー
〒326-8502 栃木県足利市通3丁目2757

入場料

無料

主催

はま・なか・あいづ文化連携プロジェクト実行委員会

協力

足利商工会議所、足利市立美術館

展示作品

「仲板耕地整理の碑」他 【フロッタージュ作品】
作者:岡部昌生(美術家)/制作年2012~2015年

「Sacrifice」 【写真作品】
作者:片桐功敦(華道家)/制作年2013~2014年

トークイベント

「足尾の記憶・福島の未来」
日時:9月10日(土) 14:00~16:00
会場:足利商工会議所友愛会館4階 会員サロン
講師:川島健二氏(民俗学研究者・群馬県邑楽町文化材保護調査委員)
皆川俊平氏(WATARASE Art Project代表)
篠原誠司氏(足利市立美術館学芸員)
参加費:無料
申込:不要

ギャラリートーク

日時:9月11日(日) 11:00~12:00
会場:足利商工会議所友愛会館1階 ギャラリーカッサ・市民ギャラリー
講師:小林めぐみ(福島県立博物館学芸員)
参加費:無料
申込:不要

詳細はこちら

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伝える考える福島の今プロジェクト
猪苗代フォーラム~触れてはいけないものにしないために。対話する、考える。~

障害、貧困、格差、差別、政治、原発。
社会には「触れてはいけないこと」と思われている問題が数多くあります。
それらの「触れてはいけないこと」に触れた時、
あるいは身を置かざるを得なかった時、
私たちには、その問題を捉え直し、受け止め、あきらめ、
それでも希望を持ち、そして想像し、つながり、新たに構築する・・・力があります。
「触れてはいけない」物事の渦中にいる人も、そうでない人も、
さまざまな立場の人たちがともに考える「場」が、それを可能にします。
障害、福島、原発、エネルギー、文化。
本フォーラムではそれらの視点から、「触れてはいけないもの」に触れ、
そこから起こる「社会の変化」への希望を語りあいます。
みなさんも「場」をつくるスピーカーのお一人です。
ぜひご一緒ください。

開催日時

2016年8月19日(金)17:00~20:00
2016年8月20日(土)17:00~19:00

会場

はじまりの美術館(福島県耶麻郡猪苗代町新町4873)

内容

1日目 「触れてはいけないものに触れる」
トーク1「企業×NGO×避難者でつくる新しい仕事」 富永美穂(NPO法人しんせい理事)
トーク2「ボーダーを無くす美術館」 岡部兼芳(はじまりの美術館館長)
トーク3「文化が繋ぐ」 川延安直(福島県立博物館専門学芸員)
クロストーク「触れてはいけないものに触れる」 富永×岡部×川延×会場

2日目 「福島から社会が変わる」
トーク1「エネルギーを変える」 佐藤弥右衛門(株式会社会津電力社長)
トーク2「文化が変える」 小林めぐみ(福島県立博物館主任学芸員)
ウロストーク「考え、語り、動く社会の姿とは?」 佐藤×小林×会場

参加料・申込

参加無料・申込不要

主催

はま・なか・あいづ文化連携プロジェクト実行委員会
はじまりの美術館
認定NPO法人クリエイティブサポートレッツ

主催団体について

はじまりの美術館
築130年の酒蔵「十八間蔵」を改修して誕生した小さな美術館。運営母体の安積愛育園は、主に知的障がいを持つ方の支援事業を担う。活動の経験から、「人の表現が持つ力」や「人のつながりから生まれる豊かさ」を大切に考え、「誰もが集える場所」としてはじまりの美術館を開設。福祉とアートが同居するこの場所が寛容で創造的な社会が開かれていくきっかけになることを目標とする。

認定NPO法人クリエイティブサポートレッツ
障がいや国籍、性差、年齢などあらゆる「ちがい」を乗り越えて人間が本来もっている「生きる力」「自分を表現する力」を育む機会を提供し、すべての人々が互いに理解し、分かち合い、共生することができる社会(ソーシャルインクルージョン)の実現を目指す。特に障がいのある人の「存在」を多様に提示することによって、社会側の変革を促す事業を行っている。

詳細はこちら

猪苗代フォーラムチラシデータ