アーカイブ 2014

開催趣旨

2012年度から福島県内の団体と福島県立博物館が連携して行っているはま・なか・あいづ文化連携プロジェクトは、2014年度に3年目を迎えました。
震災から4年が経ち、福島県がおかれた状況は、少しずつ変化してきています。
はま・なか・あいづ文化連携プロジェクトもこれまでの活動スタイルから一歩踏み出し、2014年度は「福島の文化を再発見し、伝えること。新たに創造すること。
そして「福島が直面する課題を共有し、みなさんと考える場を生み出すこと。」をテーマに、9つのプロジェクトを実施。県内外の様々な地域で対話と発信を行いました。

開催概要

実施期間: 2014年4月1日〜2015年3月31日
プロジェクト活動期間: 2014年4月28日~2015年2月28日
参加アーティスト: 23人
主な活動エリア: 南相馬市、浪江町、大熊町、いわき市、飯舘村、福島市、西郷村、石川町、喜多方市、会津若松市、西会津町、昭和村、他
主催: はま・なか・あいづ文化連携プロジェクト実行委員会
構成団体: 南相馬市博物館/福島大学芸術による地域創造研究所/福島大学うつくしまふくしま未来支援センター/いいたてまでいの会/NPO法人まちづくり喜多方/福島県立博物館 (事務局)
外部協力団体: 南相馬市国際交流協会/南相馬市市民活動サポートセンター/NPO法人まちづくりNPO新町なみえ/ふくしまキッチンガーデン運営協議会/NPO法人西会津ローカルフレンズ/NPO法人Wunder ground
実行委員会委員長: 赤坂憲雄(福島県立博物館長)
事務局: 福島県立博物館
助成: 平成26年度文化庁地域と共働した美術館・歴史博物館創造活動支援事業

プロジェクト

福島祭り創造プロジェクト
南相馬祭り創造プロジェクト

南相馬の子ども達が郷土のシンボル「馬」に親しめる祭りを創ろう。震災直後から被災地各地でアートサポートを重ねたコミュニケーションアーティスト開発好明氏の提案からうまままつりは始まりました。うまままつりの会場を、大正12年芝居小屋として開館し大衆娯楽の殿堂として多くの市民に愛され続けた「朝日座」とし、無声映画や震災の記憶を映像化した作品の上映も企画しました。うまままつりは、南相馬市・地元のアート支援者・幼稚園の先生・市民サポートグループ・仮設住宅の方々・牧場経営者、など南相馬市の多くの皆様にご協力いただき開催に至りました。うまままつりでは、当日“まつり”をキーワードとして南相馬市の「朝日座」に集い、参加アーティスト達と南相馬市民のふれ合いの場がうまれました。うまままつりの目的は、祭りを創り上げる過程において人と人との交流をアートそのものとすること。うまままつりは子どものための小さな祭りではあったが、南相馬で人と人とのつながりを紡ぎ出す「小さな種」となりました。
南相馬市北屋形の神楽再興をサポートする事業は今年で3年目。昨年度北屋形の方々と神楽再興を果たし、今年度は神楽の継承の視点でミーティングを行い、獅子頭の表面の漆塗装を施し、神楽存続援助の役割を果たしました。

形式:イベント・制作
アーティスト:開発好明

開発好明 Kaihatsu Yoshiaki
山梨県生まれ。コミュニケーションアーティスト。
観客参加型の美術作品を中心に、国内外で幅広く活動。東日本大震災後は、東北などを巡回するデイリリーアートーサーカスというアートプロジェクトを企画・運営。

うまままつり

日時:2014年11月15日(土)~11月16日(日)10:00~16:00
*15日はドキュメンタリー映画上映のみ20:00まで
会場:朝日座
出演:坂本頼光(活動写真弁士)、大口俊輔(作曲・ピアノ)、小林武文(作曲・パーカッション)、鈴木広志(作曲・サキソフォーン)、江口良子(サキソフォーン)
ワークショップ講師:開発好明
ディレクション:開発好明
主催:はま・なか・あいづ文化連携プロジェクト実行委員会、うまままつり実行委員会
共催:筑波大学創造的復興プロジェクト
後援:南相馬市、南相馬市教育委員会
協力:朝日座を楽しむ会、南相馬市市民活動サポートセンター、認定NPO法人山形国際ドキュメンタリー映画祭

福島祭り創造プロジェクト
飯舘村田植え踊り再興プロジェクト

東京電力福島第一原子力発電所事故による放射能汚染により全村避難となった飯舘村。時間の経過とともに避難先での文化の継承が危ぶまれる中、飯舘村立飯舘中学校が2013年よりはじめたふるさと学習は、生徒が村の人々から村の文化を学ぶというもの。1年生は田植え踊りを、2年生は昔話しを、3年生は食文化を学び、それぞれが成果を形にしました。
はま・なか・あいづ文化連携プロジェクト2014では、2013年度から引き続き、写真家の小野良昌氏の協力による1年生の田植え踊り学習の様子の記録と、田植え踊りの本来の意味を子どもたちが実感することを目的とした古民家公演を行い、意義の理解を深めるための支援を行いました。
寒冷な土地であるからこそ豊作への切なる願いを込めていた飯舘村の田植踊り。先祖たちの思いを知り、現在の自分の祈りを込めた踊りができた時、生徒たちは村の文化を一つ継承できるのでしょう。
古民家公演では、仮設校舎が所在する福島市飯野町の古民家・境野家、田植え踊りを教えている保存会のみなさん、生徒たちの着付けを担当した飯樋地区のみなさん、構成協力・ポーズ指導にあたった振付師の小林由佳氏、服部晴子氏という村内外の人々が思いを一つにして協力してくださいました。

形式:記録撮影・公演
アーティスト:小野良昌

小野良昌 Ono Yoshimasa
福島県生まれ。写真家。
1984年からフリーランスフォトグラファーとして主にコマーシャル分野で活動。2001年よりムービーの撮影も開始。2012年、会津・漆の芸術祭~地の記憶 未来へ~に参加。

田植え踊り 境野家公演

日時:2014年12月11日(木)14:55~15:45
会場:境野邸
撮影:小野良昌
踊り指導・伴奏:飯舘村飯樋町田植え踊り保存会の皆さん
着付け協力:飯樋町の皆さん
構成協力:小林由佳(振付師・ダンサー)、服部晴子(振付師・ダンサー)
撮影協力:Uma Kinoshita
協力:いいたてまでいの会

福島写真美術館プロジェクト

東日本大震災後、いち早く芸術表現の諸分野の中で成果を上げたのが写真ではなかったでしょうか。その可能性への信頼・期待から始まった本プロジェクトの2014年度は、津波と東京電力福島第一原発災害の被災地である南相馬市、浪江町、奥会津地方の三島町、福島県を貫流する阿武隈川の源流がある西郷村で撮影・制作が行われました。いずれも震災後の福島に重要な視点であり、未来に伝える貴重な記録・資料となることでしょう。
作品制作の他にも、いわき市、福島市で成果展を開催しました。展覧会期間中にいわき市会場では赤坂憲雄実行委員会委員長と参加作家の安田佐智種氏、本郷毅史氏の鼎談、福島市会場では、参加作家の赤阪友昭氏、片桐功敦氏に加え、郡山で活動する写真家・野口勝宏氏、フォトジャーナリスト・小原一真氏と写真評論家・飯沢耕太郎氏をお招きしてのフォーラムを開催しました。

形式:リサーチ・作品制作・成果展・トークイベント・フォーラム
アーティスト:片桐功敦、赤阪友昭、安田佐智種、本郷毅史

福島写真美術館プロジェクト成果展いわき

会期:2014年11月1日(土)~11月29日(日)
会場:もりたか屋
協力:NPO法人Wunder Ground、NPO法人まちづくりNPO新町なみえ、浪江町

トークセッション「福島・写真・記録」

日時:2014年11月29日(日)13:30~15:00
会場:もりたか屋
講師:安田佐智種(美術作家)、本郷毅史(写真家)
モデレーター:赤坂憲雄

福島写真美術館プロジェクト成果展福島

会期:2014年12月6日(土)~12月21日(日)
会場:ふくしまキッチンガーデンビル
協力:キッチンガーデン運営協議会、NPO法人まちづくりNPO新町なみえ、浪江町

フォーラム「福島で撮る」

日時:2014年12月20日(土)13:30~16:30
会場:ふくしまキッチンガーデンビル
基調講演「福島写真美術館の可能性」
講師:飯沢耕太郎(写真評論家)
ディスカッション「福島で撮る」
講師:赤阪友昭(写真家)、片桐功敦(華道家)、野口勝宏(写真家)、小原一真(フォトジャーナリスト)
モデレーター:飯沢耕太郎(写真評論家)

福島写真美術館プロジェクト
南相馬環境記録プロジェクト

華道家の片桐功敦が南相馬市を拠点に相双地区を取材、撮影。震災後の自然環境の変化と南相馬の歴史・文化をテーマに写真作品を制作しました。

形式:リサーチ・作品制作
アーティスト:片桐功敦

片桐功敦 Katagiri Atsunobu
大阪府生まれ。華道家。
1997年、大阪府堺市のいけばな流派、花道みささぎ流家元を襲名。その作品群はいけばなが源流として持つ「アニミズム」的な側面を掘り下げ、花を通してひとときの空間を生み出す。

福島写真美術館プロジェクト
福島環境記録プロジェクト

写真家の赤阪友昭が福島県内各地で取材、撮影。震災後の自然環境の変化をテーマに写真作品を制作。はま・なか・あいづの震災後の共通点・差異を浮き彫りにしました。

形式:リサーチ・作品制作
アーティスト:赤阪友昭

赤阪友昭 Akasaka Tomoaki
大阪府生まれ。写真家。
1966年、モンゴルでの遊牧民生活及びアラスカ先住民の村での暮らしから撮影をはじめる。テーマは「継ぐべき命」。日本各地に残された山や森の原初の信仰や祭祀を被写体とした撮影と取材を続けている。

福島写真美術館プロジェクト
南相馬住まいの記憶プロジェクト

ニューヨークを拠点に活動中の美術家・安田佐智種が、津波被災地を取材し、被災地に残された住宅基礎をモチーフにした作品制作を行いました。

形式:リサーチ・作品制作
アーティスト:安田佐智種

安田佐智種 Yasuda Sachigusa
東京都生まれ。美術作家。
東京藝術大学大学院終了後に渡米。ニューヨークを拠点に活動。身体の記憶と視覚の関係性を追求する作品を制作。主な展覧会に、カリフォルニア写真美術館、Base Gallery,国立新美術館、セゾン美術館等がある。

福島写真美術館プロジェクト
福島の水源をたどるプロジェクト

写真家・本郷毅史が、福島を代表する河川・阿武隈川の水源をたどり写真と映像作品を制作しました。福島の美しい自然の象徴である阿武隈川の水源域の光景から、福島の今を想起させる取り組みでした。

形式:リサーチ・作品制作
アーティスト:本郷毅史

本郷毅史 Hongo Tsuyoshi
静岡県出身。写真家。
1999年から2002年にかけて、喜望峰から日本まで自転車で旅をする。3年5ヶ月かけて40カ国、4万5千キロを走る。現在は「水源」をテーマに写真と映像を撮っている。

岡部昌生フロッタージュプロジェクト

南相馬市を中心に、アーティスト岡部昌生氏がフロッタージュ作品の制作と地域のリサーチ、地域住民、イベント参加者との対話を通して東日本大震災と東京電力福島第一原子力発電所災害の記憶をとどめ、さらに南相馬、周辺地域の有史以前の歴史にも触れるプロジェクト。
2014年度は南相馬市から大熊町、飯舘村へ活動範囲を拡げました。大熊町では同町教育委員会、飯舘村では同村の歴史研究者の協力、指導を得て石造文化財を中心にフロッタージュ作品を制作。限られた活動時間の中での効率的な制作に努めました。
また、昨年の広島市に続き9月13日には北海道札幌市で札幌国際芸術祭連携事業として管啓次郎氏、港千尋氏らを招きラウンドテーブル、翌14日には三笠市の旧住友奔別炭鉱で吉岡宏高氏らを加えトークセッションを行いました。近代を支える産炭地としての北海道の歴史に石炭と電力供給地であった福島の近現代を重ねる対話が繰り広げられ、福島を開発とエネルギーの視点から横断する視野が定まりました。
その後、大熊町、石川町で第2次リサーチ、制作を実施。大熊町では同町教育委員会、地域史研究団体「ふるさと塾」、石川町では石川町立歴史民俗資料館の指導・協力のもと近代の製炭試験場、鉱物採掘場跡地をリサーチ、フロッタージュ作品を制作。2月にはこれまでの制作作品の撮影、目録化を行いました。

形式:リサーチ・作品制作・トークセッション・ラウンドテーブル
アーティスト:岡部昌生

岡部昌生 Okabe Masao
北海道出身。美術家。
都市に内在する不可視の記憶や歴史の痕跡を写し取るため、1977年よりフロッタージュ(擦り出し)という手法を用いて表現を始める。1980年代後半より広島の原爆の痕跡を作品化するプロジェクトを開始し、 2007年のヴェネチア・ビエンナーレにおいて結実。現在も継続的に広島や福島といった都市に関わり続けている。人々とのコラボレーションやワークショップも積極的に実施するほか、国内外の各都市で制作・展覧会活動を展開している。

札幌ラウンドテーブル 札幌で語る<近代>

日時:2014年9月13日(土)13:30~16:30
会場:札幌市資料館
講師:岡部昌生(美術家)、港千尋(多摩美術大学教授・写真家)、管啓次郎(明治大学大学院教授・詩人)
ゲスト:佐藤友哉(札幌芸術の森美術館長)
報告者:二上文彦(南相馬市博物館学芸員)
主催:はま・なか・あいづ文化連携プロジェクト実行委員会、札幌で語る<近代>実行委員会

奔別トークセッション 北海道/福島・炭鉱/アート

日時:2014年9月14日(日)13:00~16:00
会場:旧住友奔別炭鉱選炭施設石炭積出ホッパー作品展示会場
講師:岡部昌生、渡邊晃一(福島大学教授・美術家)
ゲスト:港千尋(多摩美術大学教授・写真家)、管啓次郎(明治大学大学院教授・詩人)、吉岡宏高(NPO法人炭鉱の記憶推進事業団理事長)
主催:はま・なか・あいづ文化連携プロジェクト実行委員会
共催:札幌市立大学、NPO法人炭鉱の記憶推進事業団、札幌で語る<近代>実行委員会
協力:幾春別連合町内会、福島大学藝術による地域創造研究所

精神の<北>へプロジェクト

喜多方市を中心に会津地方のメンバーで構成される精神の〈北〉へ実行委員会との共働、連携で実施。2014年度は、丸山芳子・小野良昌・千葉奈穂子の3人のアーティストが奥会津昭和村・喜多方市山都で同地を拠点に活動する農業研究者・地域史研究者の菅家博昭氏・長谷川浩氏・山中雄志氏と自然環境のリサーチを行いました。その成果をアーティストと研究者の対話形式のトークセッションで報告し、一般に公開しました。活動は、地域の学びの場として定着してきています。また、東北の精神性、歴史を考えるシンポジウム「北の美と魂」を開催、気仙沼リアス・アーク美術館学芸係長の山内宏泰氏、大正大学特命准教授の山内明美氏をお招きし、実行委員会委員他一般参加者が参加して対話を行いました。山内宏泰氏からは福島県外でも「精神の〈北〉へ」の活動が知られ始めているとの報告があり、喜多方市を中心に今後は広く福島県外東北地方も視野に入れた活動を行いたいと考えています。

形式:リサーチ・作品制作・トークセッション・シンポジウム
アーティスト:丸山芳子
ゲストアーティスト:小野良昌、千葉奈穂子

丸山芳子 Maruyama Yoshiko
福島県生まれ、東京都在住。美術家。
インスタレーションや絵画作品を制作発表。社会・歴史・土地などにまつわる事象から浮かび上がる、人の営みや人間性に関心を向け、世界の多様な地域の人々と関わりながら、差異を越えた、その本質を探ろうと試みる。

小野良昌 Ono Yoshimasa
福島県生まれ。写真家。
1984年からフリーランスフォトグラファーとして主にコマーシャル分野で活動。2001年よりムービーの撮影も開始。2012年、会津・漆の芸術祭~地の記憶 未来へ~に参加。

千葉奈穂子 Chiba Naoko
岩手県生まれ。美術家。
サイアノタイプによる写真作品を東北・東京を中心に発表。近年は、主に和紙にプリントした作品を制作し、柔らかみのある青が特徴となっている。父の実家である岩手県や、震災後通っている福島県での取材・制作など、東北をベースとした作品制作を行っている。

あなたにとって、精神の<北>とは【展示】

日時:2014年9月6日(土)~7日(日)
会場:東町蔵屋敷「会陽館」
入場料:無料

あなたにとって、精神の<北>とは【フリートーク】

日時:2014年9月6日(土)16:30~18:30
会場:東町蔵屋敷 会陽館
講師:丸山芳子、小野良昌、千葉奈穂子

あなたにとって、精神の<北>とは【トークセッション】

日時:2014年9月7日(日)14:00~16:00
会場:東町蔵屋敷 会陽館
講師:丸山芳子、小野良昌、千葉奈穂子
ゲスト:菅家博昭(専業農家)、長谷川浩(早稲谷大学主宰)、山中雄志(文学博士)

シンポジウム 北の美と魂

日時:2015年2月1日(日)13:00~15:30
会場:大和川酒蔵北方風土館 ロマン室
講師:山内宏泰(リアス・アーク美術館学芸係長)、山内明美(大正大学特命准教授)

「黒塚」発信プロジェクト

福島大学渡邊晃一教授の提唱で始まったふくしまダンスプロジェクト「安達ヶ原」は、2014年度「黒塚」発信プロジェクトとして継続、発展しました。福島発の舞踊・ダンス公演を発信したいとの思いから始動した本プロジェクトでしたが、舞台公演までには多くの課題が残ります。そこで2014年度は映像作品「KUROZUKA 黒と朱」を制作し、黒塚をテーマとした公演に向け一歩をまず踏みだすこととしました。
安達ヶ原の鬼婆伝説は、京の都から陸奥へ姫の病を治すために胎児の生き肝を求め旅立った乳母が、目的を果たしますが殺めてしまったのは自分の子であったことを知り、その後乳母は鬼婆と化した、という物語です。謡曲・歌舞伎の演目「黒塚」はこの伝説に基づいたもので、そこには、中央と地方、搾取と被搾取の関係が読み取れます。それは、東北を取り巻くきわめて今日的課題でもあるのです。
昨年度取り組んだ「黒塚」理解のためのフォーラムの成果を活かし、コンテンポラリーダンサー・平山素子主演、高明監督による映像作品「KUROZUKA黒と朱」を福島県二本松市にある黒塚ゆかりの地・観世寺、津波と東京電力福島第一原子力発電所災害の被災地浪江町・南相馬市・福島大学構内で撮影しました。
映像作品完成記念上映会をいわき市、福島市で開催。平山素子氏・渡邊晃一氏・高明氏・赤坂憲雄実行委員会委員長によるトークセッションを合わせて行ないました。今後も上映会の機会を設け映像作品の公開を進めながら、本事業の成果を活用していきたいと考えています。

形式:作品制作・作品上映会・トークセッション
アーティスト:渡邊晃一
ゲストアーティスト:平山素子、高明

渡邊晃一 Watanabe Koichi
北海道生まれ。美術家。
絵画・現代美術を中心に活動。国内外の企画展多数に参加。福島現代美術ビエンナーレ企画監修。ダンス作品とのコラボレーションに『大野一雄 疾走する肌膚』(川口現代美術館スタジオ)、『平山素子 Life Casting』(新国立劇場)など。平山素子のダンス作品『春の祭典』(新国立劇場)にも美術協力している。福島大学教授、福島大学芸術による地域創造研究所所長。

平山素子 Hirayama Motoko
愛知県生まれ。コンテンポラリーダンサー、振付家。
新国立劇場で振付・出演した『Life Casting-型取られる生命―』(朝日舞台芸術賞)『春の祭典』(芸術選奨文部科学大臣新人賞)などはすべて再演。洗練されていながら常に開拓心を失わない姿勢で、現在の日本のダンスシーンをリードしている。現在、筑波大学准教授。

高明 Komei
福島県生まれ。映画監督。
1999年、Vシネマ『鯨道9』で監督デビュー。2008年、『工業哀歌バレーボーイズ』で初の劇場公開作品を手掛けた。監督作品に、2011年『オーディション』、2013年『九丁堀にゃんとも事件簿』など。コメディ、青春群像など多岐に渡るジャンルで映画制作を続ける。

「KUROZUKA 黒と朱」
「黒と朱」完成上映会+トークセッション「黒塚」

日時:2014年11月29日(土)17:00~19:00
会場:ポレポレいわき
講師:渡邊晃一、平山素子、高明
モデレーター:赤坂憲雄
協力:NPO法人Wunder Ground
   NPO法人まちづくりNPO新町なみえ
   二本松市、浪江町、福島大学

「KUROZUKA 黒と朱」
「黒と朱」完成上映会+トークセッション「黒塚」

日時:2015年2月28日(土)18:00~20:00
会場:フォーラム福島
講師:平山素子、高明
モデレーター:渡邊晃一
協力:NPO法人まちづくりNPO新町なみえ
   二本松市、浪江町、福島大学

飯舘村の歴史・暮らし記録プロジェクト

東京電力福島第一原子力発電所事故による放射能汚染により全村避難となった飯舘村。文化という目に見えないものを、土地を離れてどのように継承していけるのか。時間の経過とともに困難になるその課題へのひとつの解決策として、本プロジェクトでは飯舘村の支援団体・いいたてまでいの会と連携しながら村のみなさんへの聞き書き調査を行いました。
話者の個人史をたどるような聞き書き調査から浮かび上がるのは、その人それぞれが飯舘村で得ていた心豊かな暮らし、自然の恵みへ感謝し自然とともに生きてきた歴史でした。
今年度は、聞き書き調査と調査内容に応じた資料収集の成果を、開催地の各団体の協力により、「いいたてミュージアム巡回展」として東京、神戸、京都で展示することもできました。
飯舘村の人々の生の声と飯舘村をそれぞれに象徴する収集物は、飯舘村の豊かな文化、自然、歴史を来場者に伝えてくれたと同時に、失わされてしまったものの重み、置かれている現状をも知らせてくれました。
本プロジェクトは、「福島の文化を再発見し、伝えること。新たに創造すること。」「福島が直面する課題を共有し、みなさんと考える場を生み出すこと。」という、はま・なか・あいづ文化連携プロジェクト2014の目的を具現化した事業となり、その意義や今後の可能性を大きく拡げました。

形式:リサーチ・展示

いいたてミュージアム巡回展 東京

会期:2014年12月10日(水)~12月17日(水) ※14日(日)は休展
会場:法政大学市ヶ谷キャンパス外濠校舎1階メディアラウンジ
主催:いいたてまでいの会、はま・なか・あいづ文化連携プロジェクト実行委員会、法政大学国際文化学部

いいたてミュージアム巡回展 神戸

会期:2015年1月10日(土)~1月15日(木) ※13日(火)は休展
会場:デザイン・クリエイティブセンター神戸 KIITO
主催:いいたてまでいの会、加川広重巨大絵画が繋ぐ東北と神戸プロジェクト実行委員会、はま・なか・あいづ文化連携プロジェクト実行委員会

いいたてミュージアム巡回展 京都

会期:2015年1月24日(土)~1月28日(水) 
会場:京都造形芸術大学瓜生館1F
主催:はま・なか・あいづ文化連携プロジェクト実行委員会、いいたてまでいの会
協力:京都造形芸術大学文明哲学研究所

福島祝いの膳プロジェクト

広い面積を誇る福島県の食文化はその多様性・地域性と密接に関わりがあります。中でも祝いの席のために用意される食は、人々の願い、裏返せば地域の課題が内包されています。福島祝いの膳プロジェクトでは、フードデザイナーの中山晴奈氏が、福島県内各地の食をリサーチ。いわき市では、海産物、日照時間の長さを活かした野菜づくり、神社に奉納する酒粕料理などを取材。南相馬市では、地域の歴史・風習と密接に関わる独特の料理を調査。福島市、伊達市では山間地で生産している薬用植物や流通に乗らない地野菜などを調べ。西会津町では、山菜の栽培や保存方法、麩などの保存食等を調査。喜多方市では、柿や豆の丁寧な生産・加工品等を見学させていただきました。
夏から冬にかけてのリサーチは、あらためて福島の自然の豊かさ、季節に応じて自然の恵みを上手に活用してきた福島の食の知恵を認識させるものとなり、同時に、東京電力福島第一原子力発電所事故による放射能汚染の影響はいずれの場所でも見え隠れし、その影響の大きさ、置かれている状況の厳しさを実感させられました。
リサーチ結果は、中山氏の企画によって新聞サイズの印刷物にまとめられました。また、第2回グランドラウンドテーブルにあわせた展示として表出され、基調講演+展示解説として報告も行われました。はま・なか・あいづ、それぞれのエリアの土地の恵みを捧げるかのような展示は、豊かな福島自体であり、福島の再生を願う祈りの形でもあるようでした。
県内各地のリサーチには、各地の団体や有識者の協力が不可欠だったことを付記します。

形式:リサーチ・作品展示
アーティスト:中山晴奈

中山晴奈 Nakayama Haruna
千葉県生まれ。フードデザイナー。
ケータリングのほか、フードとアートのワークショップや作品制作を各地で行い、2012年にNPOフードデザイナーズネットワークを設立。地域のかくれた資源を見つけ、ユニークなかたちで世に出すのが仕事。2014年、Culturescapes(バーゼル)招聘作家。

調査・協力先

[浜通り]
いわき食彩館株式会社、株式会社 いわき市中央卸売市場、株式会社磐城高箸、株式会社大川魚店、株式会社貴千、株式会社サスイチ小野水産、華正楼、國魂神社、公益社団法人いわき産学官ネットワーク協会、とうふ屋大楽、ファーム白石、福島県漁業協同組合連合会、藤間直売所、本多商事株式会社、緑川手作りこんにゃく、南相馬市博物館、楽・農・人ゆうゆうファーム、阿部峻久、有賀行秀、小澤広明、川崎栄子・川崎悠、小松理虔、四家久央、二上文彦
[中通り]
産業伝承館、霊山総合支所地域おこし支援員のみなさん、植田ゆかり、大橋喜博、斎藤達雄・斎藤マサ子、坂内まゆ子
[会津地方]
株式会社伊藤金四郎商店、株式会社おくや、農家民宿みちのく山菜の宿茶屋、矢部豆腐店、有限会社北見八郎平商店、會津野、有限会社丸十製麩本舗、浅野健二、伊藤和子、伊藤善一、片岡元次、金親丈史、三瓶たか、蛭川靖弘

第2回グランドラウンドテーブル 第3部福島祝い膳

基調講演「福島祝い膳」+福島祝いの膳プロジェクト展示解説 
日時:2015年2月14日(土)17:30~18:15
会場:大和川酒蔵北方風土館 良志久庵
講師:中山晴奈

夢の力プロジェクト
豊間ことばの学校

地域の「夢」をかなえることを趣旨とする夢の力プロジェクト。いわき市立豊間小学校で行った「豊間ことばの学校」は、生徒たちに自分たちの感情、思考を「ことば」で表現する力、他者の「ことば」を理解、共有する力をつけてほしいという豊間小学校の教員、PTAの夢からスタートしました。豊間地区は、東日本大震災で地震と津波に見舞われ、東京電力福島第一原子力発電所事故による影響も受けました。震災から3年が経過する中、過酷な経験を記憶に抱えながら暮らす生徒たちの心の成長を促し、学力の基礎となる表現力と創造力を身につけることは、福島の未来を生み出す活動でもありました。
4人の表現者を講師に迎え、「ことば」を創造する楽しみを実感しながら、表現力と創造力が身につくプログラムを実施しました。

形式:ワークショップ
ゲストアーティスト:吉田重信、新井英夫、千葉清藍、玉井夕海

吉田重信 Yoshida Shigenobu
福島県生まれ。美術家。
1980年代後半から活動をはじめる。国内外で作品を発表。1995年から自然光を使ったワークショップ「虹ヲアツメル・虹ノカンサツ」を国内各地で開催。オリジナルのモチーフ「光の鳥」をテーマにしたワークショップも行っている。

新井英夫 Arai Hideo
東京都出身。体奏家。ダンスアーティスト。
1989~1998年まで野口体操を創始者野口三千三氏から学ぶ。97年より国内外でのダンス活動を独学で開始。他ジャンルアーティストとの国際共同創作も多数。公演活動との両輪として、障がいのある方・乳幼児~高齢者の方まで幅広い対象に向けた「からだからダンスを発見する」ワークショップを展開中。

千葉清藍 Chiba Seiran
東京都出身。書家。
2010年福島県全59市町村を巡る”書道の旅”を開始。東日本大震災を経て、2011年11月新宮熊野神社長床で締めくくりの作品制作。2012年1月から、仮設住宅で書のワークショップを定期的に開催。同年9月より会津三十三観音巡りに出発。日本各地の書と文化に触れる「にっぽん書道の旅」も進行中。

玉井夕海 Tamai yuumi
東京都出身。女優、歌手。
ピアノ、キーボード、アコーディオン等を用いたソロでの弾き語りライブを軸にしつつ、さまざまなジャンルの舞台に出演。音楽も担当する。各地でアートプロジェクト参加。言葉を表現するワークショップなどを開催している。

虹をつくろう、虹を描いて名前をつけよう

日時:2014年6月6日(金)14:30~16:00
講師:吉田重信

●●を体で表現しよう

日時:2014年6月13日(金)、6月20日(金)14:30~16:00
講師:新井英夫

心の一文字

日時:2014年6月27日(金)、10月24日(金)14:30~16:00
講師:千葉清藍

自分のテーマソングを作ろう

日時:2014年9月26日(金)、10月10日(金)、10月31日(金)14:30~16:00
講師:玉井夕海

夢の力プロジェクト
好間土曜学校

いわき市立好間第一小学校で行った「好間土曜学校」は、参加する生徒たちに「自然の素晴らしさ」「生命の尊さ」を体感してもらうことを目的に開催されました。9月から翌2月まで、毎月1回土曜日に体験型の学校という位置づけで実施しました。講師となったのは5名1組の作家たち。それぞれの表現手法によって、いわきのアンモナイトの形、太陽の光と影、いわきの土の色、微生物の形、森の造形、恐竜の骨格などを学びながら創造力も培う授業を構築しました。

形式:ワークショップ
アーティスト:吉田重信
ゲストアーティスト:なにわホネホネ団、佐藤香、君平、城戸みゆき、小田隆

吉田重信 Yoshida Shigenobu
福島県生まれ。美術家。
1980年代後半から活動をはじめる。国内外で作品を発表。1995年から自然光を使ったワークショップ「虹ヲアツメル・虹ノカンサツ」を国内各地で開催。オリジナルのモチーフ「光の鳥」をテーマにしたワークショップも行っている。

なにわホネホネ団 Naniwa Honehonedan
大阪市立自然史博物館を拠点に、交通事故や窓ガラスへの衝突などで亡くなった動物たちをキレイな標本に変え、未来に残す活動をしている市民サークル。2003年に発足、現在団員数約300名。

佐藤香 Sato Kaori
福島県生まれ。土絵アーティスト。
2012年から作家活動を開始し、福島県を軸に県外でも作品発表を行っている。主に、訪れた土地の様々な色の土を集め、その土で絵を描く作品を制作している。

君平 Kunpei
愛知県生まれ。美術家。
2003年以降、世界を知る手掛かりとして、「鉄を通してみえてくるもの」をキーワードに活動している。生物研究者との協働によるワークショップや作品制作も実施。現在、成安造形大学特任准教授。

城戸みゆき Kido Miyuki
広島県生まれ。美術家。
2006年頃より、国内外でのアーティスト・イン・レジデンスによる作品制作、発表を積極的に開催。身近な素材を用いて、人の思考に問いかけるような作品を制作している。国内外で個展、グループ展など多数開催。

小田隆 Oda Takashi
三重県生まれ。画家。
博物館のグラフィック展示、図鑑の復元画、絵本など多数制作。 幅広い古生物学者たちとの交流の中で、科学的資料に支えられるとともに、オリジリティに富んだ作品群を生みだし続けている。

ぐるぐるアンモナイト

日時:2014年9月13日(土)9:30~11:30
講師:なにわホネホネ団

光の鳥ワークショップ

日時:2014年10月4日(土)9:30~11:30
講師:吉田重信

どろんこアート~土ってどんな色?~

日時:2014年11月1日(土)9:30~12:30
講師:佐藤香

小さな命を観察して、樹脂粘土でつくろう

日時:2014年12月26日(金)9:30~12:30
講師:君平

森をみつけにいこう

日時:2015年1月17日(土)9:30~12:30
講師:城戸みゆき

恐竜の頭の骨の絵から生きてる姿を考えよう

日時:2015年2月7日(土)9:30~12:30
講師:小田隆

夢の力プロジェクト
ARDA南相馬ワークショッププロジェクト

東日本大震災直後から、アートワークショップを通して被災地の支援を行っているARDA。震災後数年間を経て、福島県の子どもたちが抱える心の問題に取り組むべく南相馬市の幼稚園でのワークショップを実施しました。子どもたちの表現力を育み、福島が抱える課題に向き合うことを企図しました。

形式:ワークショップ
企画運営・実施:認定NPO 芸術資源開発機構(ARDA)

ワークショップ ろくぶて一族の冒険

日時:2014年10月20(月)、10月21(火)9:40~11:00、10月22(水)9:10~10:30
会場:南相馬市立大甕幼稚園

夢の力プロジェクト
福島てわざ復興プロジェクト

東日本大震災後、避難者の新しいコミュニティの構築がものづくりを通して試みられています。本プロジェクトではてわざ復興から将来像を描けるようなトークイベントの開催を企画。第2回グランドラウンドテーブルのテーマのひとつに「ものづくり」を掲げて実施しました。

形式:ラウンドテーブル

はま・なか・あいづグランド・ラウンドテーブル

グランド・ラウンドテーブルは、はま・なか・あいづ文化連携プロジェクト2014の事業報告、発信、そして福島県内で震災後に行われている文化活動の情報共有を目的として開催されました。

形式:ラウンドテーブル

第1回グランド・ラウンドテーブル いま、福島からの演劇

第1回グランド・ラウンドテーブル「いま、福島からの演劇」では、はま・なか・あいづ文化連携プロジェクトの新たな領域に演劇を捉え、近年福島において展開してきた多様な活動を共有し、その成果を振り返るとともに、未来に向けた対話の場を設けました。
基調講演者・モデレーターに平田オリザ氏・相馬千秋氏を迎え、総合司会を赤坂憲雄実行委員長が勤めました。報告者はアーティスト小沢剛氏・やなぎみわ氏の他、福島県内でさまざまな演劇に関する活動に携わっている6名を加えた計11名。ほぼ満員の会場で2日間、4部11時間に及ぶ対話が行なわれ、文化芸術による地域活性化、心の復興に果す演劇の役割という大局的講演から、福島県内各地での実践報告と情報交換まで、これまでにない濃密な知的交流の場を作る事ができました。

日時:2014年12月27日(土)13:30~19:00、12月28日(日)10:00~15:30
会場:大和川酒蔵北方風土館 良志久庵
講師:平田オリザ(劇作家・演出家)、相馬千秋(アートプロデューサー)、いしいみちこ(ドラマティーチャー)、小沢剛(アーティスト)、やなぎみわ(アーティスト)、小畑瓊子(朝日座を楽しむ会代表)、三澤真也(大宴会in南会津実行委員会委員)、島崎圭介(NPO法人Wunder ground代表)、佐藤雅通(福島県立大沼高校演劇部顧問)、篠田直子(喜多方発21世紀シアター実行委員会事務局長)
モデレーター:赤坂憲雄

第2回グランドラウンドテーブル 作る愛しさ、いただく命

2013年度に実施した「福島てわざ復興プロジェクト」では、被災者の心の復興、社会参加におけるものづくりの有効性があらためて認識されました。本年度は「ものづくり」の「もの」の幅を工芸から食、さらにエネルギーにまで拡張し、「ものづくり」に関わる歴史・精神史に触れる機会として第2回グランド・ラウンドテーブル「作る愛しさ、いただく命」を開催しました。同時にフードアーティストの中山晴奈氏が「福島祝い膳」の成果発表として再現展示・展示解説を行ないました。
明治大学教授鞍田崇氏・中山晴奈氏を基調講演講師に、その他福島県内外で行なわれているさまざまなものづくりの実践者・研究者を報告者に招き、2日間6部11時間にわたる自由な対話を通して福島における新たな「ものづくり」を考える場となりました。参加者からは自分たちの行為・事業が孤立したものではないことを知り勇気づけられたとの感想をいただくことができました。

日時:2015年2月14日(土)13:30~19:15、2月15日(日)10:00~15:00
会場:大和川酒蔵北方風土館 ロマン室・良志久庵
講師:鞍田崇(哲学者)、中山晴奈(フードアーティスト)、舟木由貴子・渡辺悦子(渡し舟主宰)、菅家藤一(間方生活工芸技術保存会会長)、庄司ヤウ子(會空代表)、遠藤由美子(会津自然エネルギー機構理事)、木村正晃(野菜ソムリエ・料理研究家)、長谷川浩(早稲谷大学主宰・福島大学うつくしま未来支援センター特別研究員)、佐々木長生(福島県立博物館専門員)、
モデレーター:赤坂憲雄