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アートで伝える考える福島の今、未来 in BEPPU レポート1

11月3日(金・祝)から、「アートで伝える考える福島の今、未来 in BEPPU」が始まりました。
別府市内の4会場での展示やトークイベントについて、ご報告していきたいと思います。

まずは、会場の一つであるplatform05。
レンタルスタジオplatform05は、築100年を超えるという長屋。
とても趣のある佇まいです。

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ここでは、岡部昌生さん、土田ヒロミさん、岩根愛さん、片桐功敦さん、赤間政昭さんの作品、
いいたてミュージアムから3点を展示しています。

岡部昌生「被曝し続ける樹」
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土田ヒロミ「願う者は叶えられるか」
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岩根愛「Island in my mind,Futaba」
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片桐功敦「Sacrifice」
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赤間政昭「ふるさとなみえ科8人の二学期」
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いいたてミュージアム
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オープンから2日目。
訪れてくださった方は決して多くはありませんでしたが、それぞれに展示を受け止めていただいたように思います。
震災当時、ボランティアとして福島や宮城・岩手に行かれたという方、
いわき市のご出身で、今は別府で働かれている方、
美大で木工を専攻されている学生の方、
別府でアートプロジェクトの運営に携わっている方。

アート作品だからこそ、それぞれの受け取り方があり、開かれていることによって伝わることがある。
触れることによって生まれる岡部さんの作品。そこから感じられる、「存在」の根源のような何か。
別府という町で、福島をアートという形で伝えることの意味や、その可能性について。

とても静かな家屋の中で、作品を前に福島とアートのことについてぽつぽつと語ること、その空気はとても大切なもののように思えました。

別府は、日常と非日常が入り交じる町。
何かを負っている人が、一端まっさらになって、何者でもないものとしていることが許される町。
ふらっと訪れた者がいつき、また去っていくことを受けいれてくれる町。
人と人との境界が曖昧でありつつ、距離感を保ってくれる町。
みなさんとお話ししていて、別府とはそういう町なのだと感じました。
だからこそ、アートと親和性が高いのかもしれません。

別府で成果展を開催することは、一つのチャレンジでもありました。
この町で、みなさんとこうした時間が持てたことは、たとえ一つ一つは小さなことであっても、これからの手掛かりになるように思います。

ちなみに、2日目の最初のお客様はこちらでした。
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今回の成果展は、現在別府で開催されているベップ・アート・マンス2017の参加企画として行われています。
アート・マンスを運営されているNPO法人BEPPU PROJECTさんや、別府市在住の画家・大平由香理さんに、様々にサポートしていただき開催することができました。
別府のみなさまに、感謝の気持ちでいっぱいです。

他の会場についても、次々とご報告してまいります。
ご一読いただければ幸いです。

2017.11.05