Blog

アートで伝える考える福島の今、未来 in KYOTO プレトークイベント-2「痛みの記憶を伝えるために」

京都での成果展に向けたプレトークイベント2日目「痛みの記憶を伝えるために」
DSC_1321

日時:8月5日(土)13:30~15:30
会場:KYOTO-BA 京都場(京都市中京区西ノ京南聖町6-5)
講師:宮本佳明さん(建築家)、藤井光さん(美術家/映画監督)
司会:川延安直(福島県立博物館専門学芸員/はま・なか・あいづ文化連携プロジェクト実行委員会事務局)

今回は染め物屋さんの作業場だったという空間を使ったギャラリー+宿泊施設。気持ちのよい空間です。
三条商店街のすぐ近く。昔ながらのお豆腐屋さんや食堂と、新しくおしゃれなお店が同居する面白い商店街。おすすめです。

DSC_1325

お一人目は建築家の宮本佳明さん。
災禍、喪失、歴史の積層。。。その表象。
都市や街がその記憶を伝えるためにとった表現の形をご紹介いただきました。
また、阪神淡路大震災で全壊判定を受けたご自宅をリノベーションした「ゼンカイハウス」、東京電力第一原子力発電所を葬るのではなく忘れるのではなく祀り鎮める「福島第一原発神社」構想。
幾重にも示唆的な取り組みをお話しいただきました。

もうお一方は映画監督の藤井光さん。
歴史・記憶を伝え表現すること、モノが語りえること、語りえないこと。
映像が語りえること、えないこと。。。
「文化財」がレスキューされ、からっぽになった博物館の映像は、あるいは更地の映像は何を語り伝えるのでしょうか。
ある歴史の物語を語る装置としての博物館自体について、問いが投げかけられているように感じました。

会場からは、人文学系の学生さんなど若い方からの質問も多く、議論が交わされました。
トークイベントの醍醐味ですね。

今年12月に開催する京都での成果展。
このプレトークイベントが、何らかの下地、呼び水、波紋、となることを願います。

2017.08.14