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夢の学び舎-いわき学校プロジェクト- 第1回好間土曜学校

2016年7月2日(土)
夢の学び舎―いわき学校プロジェクト―
「好間土曜学校~アートな自然~」の第1回がいわき市立好間第一小学校で開催されました。
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好間土曜学校は今年で3年目となるプロジェクトです。
東京電力福島第一原子力発電所の事故から避難した方が多く移り住んでいるいわき市で、避難してきた児童と受け入れ地域の児童が、自然と仲良くなる場をつくりたいという学校の課題に応えて始まりました。
テーマは「自然の素晴らしさ」「いのち」です。

今年度は美術家の中津川浩章さん(なかっつ)を講師にお招きし、
3週連続で「音に合わせて線を描き、大きな絵に描いて貼っていのちの物語を作ってみよう」というワークショップを行います。

講師の中津川さん

講師のなかっつ

第1回目となる今回は、10メートルものロール画用紙に、6Bから10Bの柔らかい鉛筆で線を描いていきます。

準備完了

準備完了

鉛筆もいろいろ

鉛筆もいろいろ

10時の開始を前に、こどもたちが集まってきます。
靴も脱いで、靴下も脱いで、何が始まるのか興味津々の様子です。
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さあ、いよいよ始まりました!
なかっつの「でんでん虫みたいにゆーっくり」「うねうね」「ぐるぐる」「お友達の線とつないでみよう」という言葉にあわせて線を描いていきます。
最初はおずおずと線を引いていたこどもたちも、何だか段々楽しくなってきたのか、画用紙の上に乗り出し始めます。
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両腕をぐるんぐるん動かして大きな円を描く子。
手元でちょっとずつ線を引く子。
勢いのある線、几帳面な線。
みるみるうちに画用紙がいろんな線で埋められていきます。
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掌でこすりつける子も登場しました。
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お兄さんやお姉さんについてきた小さな子たちも、いつの間にか参加しています。
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気づけば手も足もまっくろ!
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次はなかっつのたたくトライアングルや木琴の音に合わせて線を描きます。
タンタン!タンタタン!
リズムに合わせて、鉛筆を打ち付ける音が響きます。
なかっつのリズム、こどもたちのリズムが一体となる不思議な感覚。
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お次は二人一組で、10メートルの画用紙の上にながーく線を引いていきます。
駆けぬける子、後ろ向きに進む子、すり足の子。両手づかい。
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こどもたちは、あっというまに減っていく鉛筆に驚いたようです。
線を描くかたわら、隣ではいつのまにか鉛筆削りワークショップが発生していました。
カッターで鉛筆を削ること自体初めてのこどもたち。
力の入れ方、角度の付け方、少しずつコツをつかんでいきます。
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最後にみんなで記念撮影。
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手前で転がっている兄弟は最後にポーズをとってくれました。
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体を動かすこと、線を引くこと、リズムを感じること、それ自体をこどもたちは思いっきり楽しんでいました。
その中から自然と模様らしきものが浮かび上がってきたり、それをつないでみたり。
すり足や後ろ向きなど、次々と新しい遊びを発明しては、みんなに広がっていきます。
こどもたちのエネルギーと想像力がぶつかって、会場は弾けんばかりでした。

次回は7月9日(土)に行われます。
今度はどんな表情を見せてくれるでしょう。
どんな意表を突いた発明をしてくれるでしょう。
こどもたちが作り出す「いのちの物語」が楽しみです。

2016.07.05