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岡部昌生フロッタージュプロジェクト2014札幌ラウンドテーブル2日目

岡部昌生フロッタージュプロジェクト2014札幌ラウンドテーブル終了後は岩見沢市に移動、翌日は奔別トークセッション「北海道・福島/炭鉱・アート」を開催しました。
岩見沢のホテルから会場の三笠市奔別へ向かいます。途中には現在も市営住宅として使われている炭鉱住宅があり、炭鉱の町へ来た実感が強まります。

岡部札幌ほんべつ3

会場は旧住友炭鉱選炭施設石炭積出ホッパー。坑内から掘り出され、選別された石炭を貨車に積み込む施設で、実際に現地で見るまでは想像できない迫力の建物です。
1971年に創業を停止し、その後セメント工場などとして使われた時期を経て、現在はNPO法人炭鉱の記憶推進事業団が管理しています。奔別炭鉱について同NPO理事長の吉岡宏高さんの説明を受け、講師の先生がたの熱量も高まって行きました。

岡部札幌ほんべつ2

岡部札幌ほんべつ

ホッパーには建物の床面100mをフロッタージュした岡部昌生さんの巨大な作品が壁面に展示されています。
この巨大空間の中、巨大作品の前でのトークセッションは強い場に負けない重厚なものでした。前日の札幌ラウンドテーブルでも取り上げられた近代とエネルギーを軸に、福島大学の渡邊先生の出身地夕張での子供時代から、石炭から原発への流れとこの国の近代化、そこに広がる闇、炭鉱が生んだ文化、さらに原発事故後の福島から地球環境へ話しは広がりました。
とてもこのブログでご紹介できるものではありません。今年度中にボイスリライトを作成しますのでぜひご覧ください。
さすがは北海道、後半には冷え込みも強まる会場で最後までお付き合いくださった参加者のみなさまと終始サポートしてくださったNPO法人炭鉱の記憶推進事業団のみなさまに深く感謝いたします。

岡部札幌ほんべつ4

(川延安直)

2014.10.10