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記憶の紡ぎ場プロジェクト「南相馬コミュニティ創造プロジェクト」

コミュニティアーティストの開発好明さんと取り組む南相馬市でのプロジェクトも今年で3年目。震災から4年を経て被災地でのコミュニティの状況とニーズも変化しています。北屋形神楽復興プロジェクト、うまままつりと展開した今年度のプロジェクトは、その名も「愛銀行」。コンセプトは「あいせること、あいしたいことを貯蓄して育てていくお金を使わない日本初の新しい銀行」。
地域のみなさんが自分の「できること」「かなえたいこと」「やってあげられること」「助けてほしいこと」などを蓄えていく銀行です。多くの「できること」が貯まった時、何かを「かなえる」ことができるはずです。
やがて地域の助け合いを生み出すワークショップは、自分のことを見つめ直す機会にもなります。

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5月24日第1回のミーティングでやってみたお試しワークショップでは、「闘病記を語れる。」「一晩中格闘技の話しに付き合える。」「美味い居酒屋を紹介できる。」などなどのできることが集まりました。

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6月28日第2回のミーティングでは一歩進め、開発さんによる愛銀行の通帳デザイン案が披露され、さらに看板、ステッカーなどのPR作戦を考えました。

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第2回ミーティングの翌日はいわき市に移動、いわき未来会議とNPOワンダーグラウンドのメンバーにも「愛銀行」のプレゼンを行いました。

ここまで来て残る課題は、「愛銀行」設立の要となる南相馬支店長の人選。プロジェクトを引っ張る支店長にはコンセプトを十分に理解、共感していただかねばなりません。
きっとすばらしい方にお引き受けいただけると信じていますが、もう少しの出会いと対話が必要なようです。
でも、この産みの苦しみが、すでに「愛銀行」プロジェクトなのですね。
秋からは本格始動の予定です。
興味のあるみなさん、是非お気軽にご参加ください。

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(川延安直)

2015.07.12