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黒塚撮影、二日目、浪江町請戸。

黒塚二日目6

観世寺に続き、二日目は浪江町請戸の請戸小学校を舞台に撮影を続けました。撮影クルーを追って川俣町から浪江町を目指します。浪江町には立ち入り許可書を提示しなければ入ることはできません。

黒塚二日目1

途中の川俣町はいたるところに除染のため表土を剥がれた痛々しい土地が目につきます。浪江町の山間部も実に美しい風景ですが線量は車内で3マイクロシーベルトを超えるところがありました。

黒塚二日目2

浪江町も沿岸部に近づくと線量は下がります。しかし、沿岸部の請戸はいまだに津波の傷跡が生々しく、荒涼とした草原が続きます。

黒塚二日目3

幸い生徒に被害はなかった請戸小学校も大きなダメージを受けていますが、本プロジェクトでは震災の記憶をとどめることを重視しています。あえて傷ついた校舎での撮影を通してあの時福島に起こったことを記録しておきたいのです。

黒塚二日目4

傷ついた土地と人の物語、それが黒塚の一面なのではないでしょうか。子供達の姿が消えた校舎を歩む平山素子さんの鬼婆は生命そのものにも見えました。

黒塚二日目5

(川延安直)

2014.10.10