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2016年8月31日(水)
夢の学び舎―なみえ学校プロジェクト―

現在、二本松市に避難中の浪江小学校。
その5年間の歴史を伝える取り組みとして、校舎の一画に博物館が設けられています。
名前は「ふるさとまるごと なみえ博物館」

その看板作りが行われました。
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夏休みの宿題として、みんなに考えてもらった看板の原案をもとに、看板作りがスタート。
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難しい漢字は5・6年生に、ひらがなは1~4年生に担当してもらいました。
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まずは下書きをして、それからクレヨンや色画用紙、色とりどりの布で文字を作っていきます。
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それぞれに創意が凝らされています。
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こちらは「ふるさと」チーム。
「ふ」と「さ」の地は一見黒く見えますが、驚くべき技法がほどこされています。虹色にぬった下地を黒で塗りつぶし、それをひっかくことで虹色が透けて見え、とてもきれい。
「る」と「と」は細かく切った布を貼り付けています。何枚も重ねられていて、とても厚みがあります。
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「なみえ」チームは、文字を書いた円の周りに、ちぎった和紙をあしらってお花のようにしました。
配色がしっかり考えられています。
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「博物館」チームは、難しい漢字をカラフルに仕上げてくれました。

それぞれの文字を土台に配置して、浪江らしいモチーフを加えていきます。
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そして完成!
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波しぶきを受けて、お魚が飛び跳ね、カモメが気持ちよさそうの飛んでいます。

震災から5年、低学年の子たちは、もしかしたら浪江の記憶はおぼろかもしれません。
それだけの時間、ふるさとが失われていたという事実を「ふるさとまるごと なみえ博物館」は伝えます。
今回作ってもらった看板は、博物館の展示の一つとして受け継がれていくことと思います。