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黒塚発信プロジェクト 公演「KUROZUKA 闇の光」

舘形比呂一

福島県二本松市にある安達が原を舞台とした安達が原の鬼婆の伝説は、京の都から東北へ公家の娘の病を治すために赤子の生き肝を取りに来た乳母が鬼婆と化す物語。それは地方と大都市圏の供給、消費の関係、中央から東北への眼差しをも暗示させます。
また能の「黒塚」の糸車に示されるように、時間をテーマとし、決して引き返すことの出来ない血筋を断ち切った「悲しみ」を含んでいます。
「黒塚」発信プロジェクトは、このような「黒塚」の伝説・伝承をテーマに、東北の精神性・風土を探究するものです。福島の地域の文化資源を基盤に、芸術文化の専門的領域を横断した作品の創造を試みると同時に、怪談説話の特徴を探った学際的な研究を通して、地域の活性化を推進していきます。

「黒塚」発信プロジェクトにおいて制作された映像作品「黒と朱」(2014年度制作)は、鬼婆・岩手とその娘・恋衣のイメージから制作されました。また「黒と光」(2015年度制作)は、鬼婆と東光坊祐慶のイメージから生まれました。2016年度は、地方と都市の在り方への問いかけという本事業のコンセプトの核を丁寧に扱いつつ、福島の未来への希望を表す作品「闇の光」を制作・公開し、日本における東北や福島の文化的歴史的位置づけを考える場を生み出します。

公演「闇の光」

舞踊:舘形比呂一
脚本・構成:谷川渥
音楽:落合敏行
企画・美術:渡邊晃一
振付:加賀屋香
照明:浦佳忍
舞台監督:佐藤善美(株式会社ライト・ヴァージ)

日時

平成28年9月9日(金)18:30~(開場18:00)
平成28日9月10日(土)18:30~(開場18:00)

会場

安達ヶ原ふるさと村 農村生活館

入場料

無料

定員

100名 申込不要(当日17:00より、ふるさと村入口にて整理券を配布いたします)

主催

はま・なか・あいづ文化連携プロジェクト実行委員会

協力

二本松市
二本松市振興公社
福島現代美術ビエンナーレ実行委員会

2016.09.02